10月9・10日と埼玉県歯科医師会・明海大学共催の歯科医師臨床研修指導医講習会を受講しました。歯科医師国家試験を合格し、1年間の臨床研修が法律で義務付けられています。大学病院や病院歯科だけでは不足で、開業医に委託するにあたり、厚生省指定認定研修会が義務付けされ、歯科医娘夫婦2名で歯科医3名となり施設基準に達しましたので、受講しました。

ホテルに泊りハードな研修と事前に言われましたが、全体を6グループに分け、8名で世話人1名・指導1名の10人の1ユニットで、大学関係者は講義を行った同級生以外は私(1期)の後輩で、グループ内に娘夫婦の同級生や助教がいましたので、私は気兼ねする事なく、周りには迷惑だったと思いますが、楽しい研修会でした。院長プロフィールにも書いてありますが、大学で総合臨床歯科学講座有給助手として、研修医指導を行い、PDI臨床研究所助手として、新卒歯科医研修に関与した経験から、今回の講習会で感じた事を独断と偏見で書いてみました。

本来の講習会理念とは異なる事は了承してください。

この講習会は研修指導医が、どのように新卒歯科医を指導するのか、教育学・心理学等の知識を得るのが目的でしたが、35年程前PDI設立時、委託診療所を募集する際、問題になったのが受け入れ側歯科医師の診療レベルと医院設備でした。講習会受講や、治療後のレントゲン提出等、様々な案が出ましたが、問題が多く、うやむやになりました。機能しなくなったと思います。

講座助手・PDI助手の1期生としての経験から。

今回も、指導医側の施設基準も不明で、開業医側の受講資格も自己申告で、確認されていないと聞きました。厚労省が認定するのですから、最低でも「外来環の施設基準の認可」を受けているか、ボタン一つで確認出来る簡単な事です。経験年数と医療倫理観が大きな問題点で、歯科医業が長いだけで、卒後研修に興味ない歯医者(歯科医師ではなく)で、勉強向上する文化が無い方も受講できます。漠然な言葉で医療倫理観評価がされていない、判断が難しいですが、会での私の職務で知りえる事柄から、新人歯科医の今後に影響を与えると思っています。

大学の後輩たちからは、現在の研修医指導の難しさを教えられました。繊細な過保護の歯科大生が、歯科医師国家試験に合格し、新人研修医となり、医科新人研修医から比べたら、楽な研修だと思うのですが。

私たちの研修医時代は、夜中・早朝関係なく、担当の指導医に合わせて、レポートや指導を受けるために、動き回りました。・・・・・定時内が原則だそうです・・・・今では楽しい友人との思い出話、指導医サイン(ステップ毎の確認)をもらう為に、必死でした。・・・・・・ブラック研修と言われるそうです。イジメ・・・・・・・精神力が鍛えられました。頑張る姿を見て、指導医も教科書に書いていない、文章に出来ない事を教えてくれました。・・・・・・・余分な知識、干渉しすぎ・・・頑張りのご褒美なのに、経験という得られない事

今回、明海の助教(娘夫婦同世代)からは勘違いおじさんですが、明海の1期生は、入学早々、生物の標本作りや、実験、歯科技工での徹夜は普通で、当時の歯科大生はどんな事でも楽しみとしました。卒後も、教授から「医局は戦争だ」と言われ、競争し、温かい厳しい指導も受け、一人前になる努力をしました。これは過去の事で、時代は変わり、飴細工菓子のように壊れないように歪まないように、優しくわかりやすくを教育、指導するになったと自覚し、封印をする事にしました。

坂詰歯科での歯科医臨床研修は・・・・御安心してください。

※坂詰歯科では、院長以外の先輩たちがマイクロスコープ歯内療法や歯周病治療、咬合育成小児矯正、都内で研修アシスタントをしている歯科衛生士が、優しく指導します。多くの役立つ資料や情報が整理され、全方位歯科(総合歯科型)医療の基礎を築く事が出来る役立つプログラムが準備されています。開業すると厚生局の新規指導を必ず受けますので、埼玉県歯科医師会社保指導委員の院長が、ご縁の出来た方は、何年後でも責任をもって、新規指導対策アドバイスをいたします。