歯科医院で「バキューム」と言えば、口腔内に溜まった水や唾液を細い管で吸い出す事(排水)として知られ、設備していない歯科医院は無いと思います。

口腔外バキュームは口腔外周囲の汚染した空気を強制的に排気する掃除機と思って下さい。

歯科に対してエアロゾロ等の様々なリスクを言う方々(WHO)がいますが、口腔外バキュームは、日本発の技術で、今回の新型コロナにより、日本国内だけでなく、世界的に販売元の東京技研等に問い合わせが来ているようです。

厚労省も歯科医院の感染安全対策として施設基準認可に口腔外バキュームを設備する事を義務付けしたことを忘れたのか、世界に先駆けエアロゾル対策を推進していたのに、厚労省内の歯科は無視されている弱い立場なので、自信喪失感丸出しで残念です。

口腔外バキュームの実験映像は日本歯科医師会学術ビデオライブラリー(25年以上前)にあると思います。

再度、言います。日本・厚労省は世界に先駆け、エアロゾル対策として、口腔外バキュームを認可し、歯科医院の感染安全対策施設基準設備として義務付けしました。日本は先進国!

ここからは自慢話になりますので、不快な方は飛ばして下さい。

口腔外バキューム「デンパックス」と言う商品名(開発会社は造船会社で消滅)で発売され、25年前に導入したのが坂詰歯科医院です。私がタバコや粉塵に弱く空気のきれいな環境と思っていたところ、飛び込み営業でデンパックスに出会った事が縁で購入しました。 何故、口腔外バキュームを開発したかの歴史を知る人が少なくなりましたので、当時、聞いた話ですが、船は小部屋が多く、溶接作業時煙の排気が課題だったそうです。そこでホースでの排気となるわけですが、戦争映画(日本海海戦とか)の中で、戦艦には伝送管と言う管が艦内に張り巡らされているのですが、(当時はインカムの無い時代)管に向って声を張り上げていました。糸電話みたいに、この筒に可動関節を付けて安定させる。これが、造船会社の方が、日本発の口腔外バキュームを考えてくれた始まりです。