今回は,京都にて『すこやかな子どもに育つ0歳からのアプローチ』をテーマとして 「赤ちゃん歯科ネットワーク」の石田房枝先生、「0歳から゛噛む゛で健康長寿」の著者である増田純一先生の講演を受講し、会員として受付を担当しました。

不正歯列の洪水とも言われる現代、特に生後1年までの顎の成長が歯並びに大きく影響を及ぼします。

歯がそろってないのに歯並び?と疑問に思うかもしれませんが、実は歯並びは顎の問題であり、並びきれなかった歯が見えやすい形として不正咬合として現れるため、実際には顎の成長状態が重要なのです。

生後1年までの時期におおよその顎の成長が終ります。この頃の子どもの成長は目まぐるしく、日々変化をしていきます。もちろんその後も成長は続くため、成長期の発育をしっかり診ていくこともとても大切なことではあります。

そして、顎の成長だけでなく、この時期に出来上がった機能・習慣は大人になっても影響していきます。それまでにお口を使えているか・しっかりと発育できているかが老後の生きるための機能にまで影響を及ぼすのです。まさに、三つ子の魂百までですね。

では、その重要な時期に親御さんにできることはなんでしょうか?

一つは食事の取り方です。おっぱいをあげるときの抱きかたは?しっかりと口を動かせていますか?スプーンを使う時の唇はどうなっていますか?お口の成長に合わせた食事になっていますか?

この頃の赤ちゃんは生きるための機能を一生懸命育てています。

また、体を動かすことも大切です。歩き始めた我が子を見るのはお父さんお母さんにとって感動の瞬間です。でも、その前に…ハイハイはしっかりとしていましたか?おすわりは?急ぎすぎても次の動作を覚えにくくなってしまいます。

成長はゆっくりと見守りながらも、問題点は早めに解決することが健康な体と健全な歯並びを作ります。

今回の講演会主催である「子どもの咬合を考える会」では子どもの不正咬合を予防する事をテーマに日々活動し、私も会員として参加しています。

坂詰歯科医院では、お子さんの成長期に合わせた正しい咬合・きれいな歯並びを作るアドバイスをしています。うちの子は大丈夫?と思ったら一度ご相談ください。

歯科医師:松田 祐理恵

子どもの咬合を考える会会員・歯科医師:松田祐理惠