根管治療が終了すると土台作り(支台歯築造)を行い、補綴物を作ります。今までは、レジン・金属等が使われていましたが、土台材料や咬合力(力のコントロール)等の問題により歯根破折が増えています。
歯の破折・歯根破折が抜歯の原因として、欧米では虫歯・歯周病を抜いて第1位になったそうです。日本では3位で11%です。(歯周病41%・う蝕32%)
力のコントロールは難しく、金属を併用した支台築造は歯根破折のリスクが高いと言われ、メタルフリー時代に合わせて、ファイバーポストとレジン併用が評価されています。(更に、接着治療を追加すると長期耐久性が期待できます。)
最新の土台作り(接着支台築造)をしても、不適切な歯冠修復処置で台無しにしないように歯に優しい素材を! ※精密根管治療した歯は、丁寧に作られた良質な補綴物が再発を防ぎ、歯根破折も防ぎ長持ちします!