歯周病治療終了後は補綴物による機能回復処置後→長期メンテナンスに入ります。

  • 歯周組織保護を考慮し、清掃性や機能時に生じる応力の配分を特に重視して行う補綴処置
  • 歯周補綴は高度な歯周組織の破壊の結果、歯の動揺が起こり、二次性の咬合性外傷を併発し、そのままでは咬合の安定が得られない状態で、連結固定を必要としているケース 「全顎にわたる連結を必要とする場合もある」と定義されています。                                                                   ※支台歯の支持骨の吸収が大きく、動揺度が増加し、補綴物により連結しなければ、正常な咀嚼機能が営めない状態に対して、歯周環境の整備、安定した咬合、咀嚼機能の回復を図る総合的治療です
  • 弱っている歯牙に合わせた補綴物や動揺している歯同士の連結で強化
  • 歯肉に接する修復材料は汚れやすいので歯垢が付きにくい生体親和性材料選択(予後を左右します)
  • 咬合力負担の少ない適度な硬度を有する素材が重要となります。                                                                  ※ストレス対策として夜間マウスピースを併用することもあります。義歯を使用している場合は夜間も装着していただきます。