顎関節症は口腔外科が専門と思っていませんか

顎関節に外科的処置が必要とされる病態は稀で、悪い生活習慣態癖・不良姿勢を是正し、正しい食生活習慣に改善する事により、顎関節部周辺の違和感や不快感が改善することがあります。

噛合せ・姿勢を改善することで、全身の健康を向上させると考え、 お口の中はもちろん、不定愁訴の改善や免疫力の向上、快適な食生活を送るための健康情報を歯科医師の立場から提案していきたいと思います。

最新の話題として、TCH(歯牙接触症)と言う言葉があります。歯が日常的に接触している事が原因であると言われている。歯は噛んでいてはいけないの?食事時だけ。

幼稚園では子供達が騒いでいると先生が「お口にチャック」と言われ大人しくなります。
その時に、歯同士はどうしていたのだろうか。噛んでいたのか、隙間が開いていたのか。

「歯を食いしばれ」そして、頑張れ・我慢しろと言われて来たのに!

歯科医師であれば、「安静時空隙」と言う単語は知っています。入れ歯を作るときに大切なポイントなるので、安静時(リラックスしている)は歯同士接触はしません。

噛合せ治療

噛合せ治療

咬み合せの歪みと『体の歪み』は、関わりが深く、咬合の歪みと体の歪みに繋がりますし、逆に体に歪みが有ると口腔全体の歪が出る場合も有ります。姿勢咬合研究会の指導を受け、体の歪と口腔内問題を埼玉県行田市の坂詰歯科医院は研究しています。被せ物が咬んでいない方が増えています。

咬合と全身

咬合と全身

頭の重さは5㎏、下顎の重さは約1㎏、頚椎と筋肉で重い頭を支えています。下顎のバランスが狂ったら、身体が自己調整する為に、普段使わない筋肉等を働かせ、コリが出たり不調になります。治療院のマッサージと口腔内スプリントを併用すると効果が持続します。