うがいの習慣をつけよう!~うがいで感染症対策~
新型コロナウィルスが流行ったことで、皆さんの習慣の中に、手洗い・うがいが以前より日常的に行われるようになったのではないでしょうか。
今回はうがいでできる感染症対策についてお話しします。
うがいをすることで効果はあるの?
うがいにもぶくぶくうがいやガラガラうがいなどの種類があります。
ぶくぶくうがいではお口の中の細菌を洗い流す作用などがありますし、ガラガラうがいでは、のどの方の汚れも洗い流す効果があります。
ウィルスや菌が体内に入り込む前に外へ!
ウィルスや菌が鼻やのどから体内に入り込むとまず粘膜に付着します。
粘膜に付着したウィルスや菌をそれ以上体内に入り込ませないようにいち早く洗い流せるのがうがいです。
うがいをすることで、感染予防の効果があります。
のどが乾燥するのを防ぐ作用
冬などの乾燥の時期は風邪をひいたりする人も多くいます。
これは、空気が乾燥すると、のどの絨毛に付着した異物を外に出す機能が弱まります。
そのため、この異物を外に出す機能を弱めないために、のどを乾燥させないことが重要です。
空気が乾燥しているな、なんだか口が渇いてるな、、、というときは、うがいをしてのどをうるおすようにしましょう。
うがい薬を併用しましょう
最近薬局などでは、殺菌作用や消炎作用などが配合されたうがい薬なども多く販売されています。
ただ水でうがいをするだけではなく、市販のうがい薬なども併用することでより感染予防につながります。
また、歯周病や虫歯予防、着色予防などの成分がはいったものなど様々な種類がありますので、ご自身に合ったものを使用しましょう。
うがいのタイミングはいつ?
うがいをするタイミングは、まず外に出て帰宅したとき、人ごみの多いところに行ったとき、のどが乾燥している時、外の空気が乾燥している時が良いタイミングかと思います。
もちろんそれ以外の時でも、うがいができるときは感染予防としてうがいをすることをお勧めします。
歯科医院でも治療前にうがいを
コロウィルス感染症が流行して以来、歯科医院でも治療の前にうがい薬入りのお水で最初にうがいをお願いしている医院が増えてきています。
コロナウィルスに罹患していても無症状の方もいますので、患者様も、歯科医院側も安心して治療を行うために治療前のうがいをお願いいたします。
うがいだけでなく手洗いも!
うがいだけではしっかりと感染症予防ができません。うがいとあわせて、しっかりとした手洗いを行いましょう。小さなお子さんでうがいができない子もいるかと思いますが、大人が手伝って手洗いだけでもしっかりと行うようにしましょう。