週刊誌記事 レジン修復
週刊ポストの歯科悪口記事、坂詰歯科HPを見ながら読んでいただくと面白いと思います。
私が情報提供者と思うような内容でした。スイマセン、これ自慢かな!
※う蝕検知液 使っています。写真出しています。 1976年頃、医科歯科の総山教授が成書「無痛修復」と同じくして販売されました。学生教育には最適で、虫歯の進行を染色具合で判断できる検知液でした。
染まり具合に差があり「抜髄検知液」と別名(当時を知っている方はうなずいてくれます)をつけた記憶があります。アマルガムは30年前に子供が生まれた事を契機に封印しました。養護教諭に水銀の害を話したら、アマルガムが主流でしたので、歯科会の集まりで非難されました。
誰かに告口をしたようです。MIレジン治療の紹介がありましたが、う蝕介入基準の研修や医科歯科の田上先生・日大の宮崎先生など実習コースを受講して、良い点も悪い点も理解して上でレジン充填の技術は磨いています。
保険で使う金銀パラですが、お国が決めた物が良いものと当然ながら皆さん思うようで、上手く説明できなかった事もありますが、悪い歯科医と思われた事もありました。時代が変わり、硬い金属や金属アレルギー問題のある「お口から金属をなくそうと言える時代」が来たのかと思います。
歯科材料の進歩と保険制度では時間差があるので、世界のスタンダード良質材料を使えないことが残念です。混合診療を承認することが良質な医療を負担少なく提供できると思うのですが。歯科医は勉強している事が条件ですが。
記事内容に戻りますが、私は大学病院勤務後に父と仕事をしていたので、歩合診療したことがありません。父も済生会病院を経て戦前に開業したので、開業医勤務経験がありません。厚労省指導医療官ですが、役人を悪代官に仕立てると、共感を呼びやすいでしょうが。一概に役人を一方的に悪者にすることはできないと思います。
詳しくは語れませんが、私が所属している県歯委員会を知っている同業者は反論できないと思います。
坂詰歯科で予防歯科を定着させるのに、20年かかりました。大学卒業後、予防歯科をと口腔衛生講座に行きましたら、当時は研究はさせるが臨床はダメと言われ、総合臨床歯科学講座に入局した事を思い出しました。
「ポスト」ではなく「文春」に出してもらいたかった記事でした。
長くなるので、次回は記事の間違いと思われる内容とインプラント記事について書きたいと思います。慶應大の國広先生は先週の日本口臭学会で厳しい質問をして、盛り上げていただいた先生で、3年前に口臭の本田先生との会食会に同席していただいた先生です。