2016.6.19 UCLA エンドメンターシッププログラム
私、副院長の松田敦至は
UCLA エンドメンターシッププログラムを修了しました。
・UCLA エンドメンターシッププログラムとは?
米国UCLA歯学部卒後教育部正式プログラムです。
UCLA歯学部クリニカルインストラクターのエンド(根の治療)の専門医清水藤太先生を中心にUCLAの教授陣による長期間にわたっての根の治療のスペシャリストを養成するプログラムです。日本の根の治療の専門医養成とは全く異なるプログラムです。
米国UCLA式の根の治療養成プログラムです。
日本の根の治療の概念と米国の根の治療の概念は全く異なります。日本式の根の治療の成功率は低く、米国式の根の治療の成功率は非常に高いと言われています。
私は、そのような背景もあり現段階では米国UCLA式の治療を学ぶことにしたのです。
私が本プログラムを修了し、習得した技術は主に、二つ。
① マイクロスコープを使った「精密根管治療(根の治療)」
成功率高い、治療回数がすくない、予後が良いです。
② マイクロスコープを使った「歯根端切除術」
精密根管治療で救えなかった歯を抜かず、残すための小手術です。
いままで、歯根端切除術は存在しまいたが、日本ではマイクロスコープを使わず行われていました。マイクロスコープを使わないと成功率は低いのであまり行われなかった処置です。しかし、マイクロスコープを使うことによって成功率は上がりました。マイクロスコープを使った歯根端切除術は、根の治療の最後の砦として、米国の専門医は必ず習得している処置です。
2つの治療は何なのか、簡単に言うと、
自分の歯をより残すための治療です。
すぐに、歯を抜いてブリッジ、入れ歯、インプラントではなく、もし、可能であれば、まず自分の歯を残す努力をしてみませんか?
歯科医師:松田 敦至