咬合変化による身体的症状の変化

歯を痛い、腫れぼったいなど症状がある場合は、まず、①根尖性歯周炎、②咬合性外傷を疑う場合が多いです。

①が原因で症状が出る場合、②が原因で症状がでる場合、①②両方が原因で症状が出る場合があります。

②が要因の一つとしてかんがえられる場合は私はまず咬合の調整を行い場合もあり、根管治療後も咬合の調整を行う場合があります。

というのは、根の治療が良好に終わったとしても、被せ物をして咬ませるようにしたら、かみ合わせに問題があると、咬みずらい、痛いという症状がでる可能性があるからです。

2018年時点では私は経験はしていませんが、

ごく稀に、咬合の変化に体が追いつかず、他の症状がでる場合があります。

その際は、まず経過を見ることと、それでも症状がつらい場合はペインクリニックと連携をとります。

 

かみ合わせの変化に多くの人は順応する方がほとんどですが、稀に体の「許容量」が少ない方もいらっしゃいます。

「許容量」が少ないと様々な不快症状がでやすいとも言われています。

顎関節症、身体症状、しびれ、筋肉の症状、体のバランス、コリ、痛みなどが考えられます。

仮に、そうなったときは、患者さんも冷静に理解し、専門の医療機関でないと対応できないことがあることも、

どうかご理解ください。

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樋状根(といじょうこん)

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